子育てストライキ

3人の子供たちとのドタバタ絵日記。「やりたいことをやらせる」をモットーに。やらせすぎてイライラするときは育児放棄。毎月キャンプに行きます。毎日レゴしてます。

子供の鼠径ヘルニアの手術費用と術後の症状

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こんにちは。

先日、我が家の長男(7歳)が、鼠径(そけい)ヘルニアになっていることが判明しました。


鼠径ヘルニアは手術が必要な病気です。
今回の記事は、鼠径ヘルニアの手術の細かいお話、費用などを取り上げます。


手術までの流れ

お風呂に一緒に入るとき、この何ヶ月かずっと気になっていた、長男のタマタマ。

絶対なんかおかしい。
片方だけおかしい。大きすぎない?
不自然な感じ…



旦那に聞いても、こんなもんや、って返事が続いていました。

ある時、やっぱりおかしいってホラ!!ってまた旦那に見てもらったら、「ほんまや。でかっ!!」
となり、近所の泌尿器科へ。

一ヶ月様子見てくださいと言われ帰宅。

一ヶ月様子見るも変わらないし再度通院。
エコーの結果、脂肪が見えます、とのこと。(正直エコーくらい初診でやってほしかった)

たぶん、腸が入り混んでいる、いわゆる脱腸(鼠径ヘルニア)だね。
大きい病院行ってください、となりました。

総合病院へ行くと、見てすぐ、「あ、ヘルニアだね。自然に治ることはないので手術になります。」
と言われ、その場で2週間後に手術決定。


息子はちょっとビビっていましたが、先生は、意外と鼠径ヘルニアの子いるんですよ〜、と、のほほんとした感じでした。

術前検査の日(手術の約1週間前)
手術の日(日帰り)
手術後の診察の日(手術の1週間後)

を決めました。

実際の手術

手術は、腹腔鏡手術、というもので、体への負担はとても少ないと説明を受けました。

だから日帰り。

終わったら歩いて帰ってね、って。


お腹の傷になる部分は三箇所。

それもすごく小さい傷なので、術後にお腹を見せられた時は、これで手術出来るなんてすごーー!!!と思いました。

全身麻酔でした。


前室で待機の間に、手術室の様子や、麻酔の時に使うマスクを見せてもらい見通しをもたせてくれました。

待機の時間が長かったプラス静かに待っていてね、とのことで、漫画など数冊持って行って本当に良かったです。


ちなみに、前室、手術室はもちろん、術後の回復室も、ケータイの電源オフ必須なので、ケータイで動画を見せて静かにさせるのは不可能。


当日は朝8時まではお茶など水分はオッケー。
朝8時以降は絶食。
固形物食べるのは次の日からとのこと。

長男はかなり辛かったようです。
そりゃそうだ。
お腹空いた、みんなだけズルイ!!と喚き散らしてました。

いつもバカみたいに食べてるからなぁ。さぞ辛かったであろう。


病院に10:30到着。
手術室への移動が11:25、手術自体は30分くらいでした。


手術室にナースと医師がワラワラしていて、賑やかな雰囲気で迎えてくれました。

麻酔の説明を聞いている間、グルグル回る椅子でグルグル回してもらって、リラックスさせてくれました。


麻酔効くまで、手術台で寝そべってポケモン見せてもらい、優雅に過ごしていた息子。



恐怖と緊張で暴れちゃう子もいるらしいのですが、ナースさんたちに、これなら余裕だねー、と言われてました。


麻酔が効いたら私は退出し、回復室に移動してきたら、麻酔から覚めるまで傍にいました。

手術の費用

私たちの住んでいる自治体は医療費は一律500円です。

でも手術となると、いくらかかるんだろう。

日帰りだけど、入院扱いですって言われたし。

当日の清算は出来ないので、一万円預かります、とのこと。


一万円以内で収まるのか。と思って、後日、清算に行くと、
「600円ですね〜9400円お返し致します。」
って、安っ!!
何か起こって処置が増えたら、もちろんお金も掛かっていたんでしょうね。


術後の様子

麻酔が解けるまで回復室で待機して、13:30すぎに小児外科病棟へ移動。

麻酔が解けてもいい時間になっても寝続けていたので、おーい!!って声かけられて、起きました。

麻酔寝から昼寝になってたようでした。

病棟へ移動してから、16時まで安静
タイム。

漫画の出番!と思ったら、ちょっとしんどい、と言って、また寝ました。

16時過ぎまで寝ていた長男。

ナースに起こされて、お茶を飲めたら、帰ってよし、と言われました。


私は、下の子たちを誰にも預けられなくて一日旦那が見てくれていたので、早く帰りたかった。

お茶嫌だ、という長男を励ましながらなんとか飲ませて、帰り仕度を整えて、病室から出て10mで長男、嘔吐。

さっき飲んだお茶全部吐いた。

ナース走ってきて、もう一回病室へ逆戻り。

麻酔の後は吐き気が起こることもあるそうで、仕方ないそうです。

吐き気治るまで横になってていいよ、と言われてまたそこから1時間半、また安静タイム。

その間に2回吐きました。

胃液しか出ないのがまた辛そうで可哀想で。

一向に収まりそうにない吐き気。

ナースさんは帰ってほしそうな視線。
(吐き気は仕方ない、という感じの扱いだったので。)

息子がこのままだとなかなか帰れない、と思い、3回目の嘔吐のあとに、もう吐いてもいいから帰ろう!と諭して帰りました。


結果、車で1回、家に着いてから1回、吐きました。

車にビニール袋用意しといて良かった。


病院からは、お茶を飲めたらお粥くらいはオッケーと言われたけど、お腹空いた、気持ち悪い、と言う。

ダメ元でうどん食べてみるか、と柔らかくした素うどんを食べさせてみたら、あらあら。

吐かないしみるみる元気に笑。



お腹減りすぎて吐いてた?

本当の所はよく分かりませんが。

うどんを食べた息子は元気になり、次男と遊び始めました。

次の日は、前日にほぼ絶食していたから、様子を見て学校は遅刻させましたが、超元気。

次の日には、傷は痛くない、と言ってました。

医師には、痛くないなら、サッカーもしていいよ。って言われました。

プールは術後1週間はやめてね、と。


長男の同い年のお友達は鼠径ヘルニアの手術の後、2日は家で寝ていたそうなので、うーん…人によるのか?

病院の腕前なのか笑?

何にせよ、次の日から普通に、元気に、いつも通りの長男になっていました。


子供の不安をどう取り除くのか

手術、麻酔、というか言葉を聞くと、小学生くらいになると、不安になると思います。


長男は、手術よりも麻酔が怖かったみたいです。

漫画に、麻酔銃が出てきたみたいで、そのイメージからか怯えていました。

本当は、小学生なら麻酔は点滴でするみたいなんですが、点滴の針ももちろん嫌なので、息子は嫌がりました。

この病院は、無理強いせず、じゃあマスクで麻酔して、麻酔効いたら点滴しますね、と言ってくれました。

実際、麻酔や手術の恐怖心から、手術台で大暴れしてしまう子もいて、そうなると押さえつけながら麻酔するそうです。

押さえつける方も、される方も、すごい辛いですよね。


我が家の場合は、

事前に子どもにも手術の見通しを持たせる

寝てたら終わるよ、とポジティブな言い方をする

ナースさんたちが賑やかに迎えてくれてリラックスできた

のが、長男の不安を上手く和らげられたのだと思います。




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