こんにちは。
我が家には、1000冊以上の児童書があります。
長男が生まれたくらいの頃から、コツコツ集め続け、毎月1万円は使ってきたでしょうか。
6年、7年と経つうちに、今ではすごい量の本棚になってしまいました。
せっかくなので、集めた中からおすすめの本を紹介していきたいと思います。
2週間に1回くらいのペースでおすすめしていきます。
はじめに
1000冊以上の中からどの本を紹介していくか、こちらもとてもわくわくしています。
初回はユダヤ人の絵本作家レオ・レオニの紹介をしました。
www.familyblog.jp
2回目は、レオ・レオニが才能を見出した「はらぺこあおむし」の作者、エリック・カールの紹介をしました。
今回は、レオ・レオニの作品の日本語翻訳を手がけてきた詩人、谷川俊太郎の紹介をしたいと思います。
レオ・レオニ系、3連発ですね。
谷川俊太郎について
谷川俊太郎のように言葉が使いこなせたら、って思ってる方は私だけではないと思います。
彼は音楽のように美しい韻で、私たちをうっとりさせてくれます。
誰にもない視点で、私たちをはっとさせてくれます。
抜群のユーモアで、私たちを笑わせてくれます。
この人、一体どういう育ち方したんでしょうね。
子を持つ1人の親として、純粋に知りたくなります。
我が家に谷川俊太郎の本がたくさんありますが、その中から厳選した本を紹介します。
おならうた

- 作者: 谷川俊太郎,飯野和好
- 出版社/メーカー: 絵本館
- 発売日: 2006/07/01
- メディア: 大型本
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
題名からして、子どもの心をぐっと掴みます。
毎ページ、リズムよく繰り出されるおならと、飯野和好さんの面白すぎるシュールな絵。
大人でも笑っちゃいます。
あるページでは、ケータイを持った小学生が転けて屁をこく。
私「ね、歩きスマホは危ないし、転けたらオナラ出るんだよ?恥ずかしー。」
子「パパー!俺もケータイ欲しー!」
…聞いちゃいねぇ。
言葉のリズムのテンポが良いので、子どもたちは読むと必ず真似します。
「いも(芋)くって ぶ」
ギャハハハー!!
子どもって、なんでおならが面白いんだろう。
いつの時代もそうですよね。
親子で笑い溢れる絵本です。
ことばあそびうた

- 作者: 谷川俊太郎,瀬川康男
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1973/10/01
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 47回
- この商品を含むブログ (55件) を見る
まさに、ことばあそび!!
とにかく、韻がすごい。しつこいくらい韻ふみます。それが子どもに大ウケ。
いるかいるか いないかいるか
いないいないいるか いつならいるか
いるの?いないの?っていう面白さもあり。
また、しつこ過ぎるこの韻が、すっと頭に入っちゃうんですね。
長男は、遊びながら呟いてたことがあります笑。
読み聞かせしていると、普通に読み間違えちゃうんですが、それもまた子どもは面白いみたいですね。
このこのこのこ どこのここのこ
「あれ?今どこまで読んだっけ?」
「このこのこのこの…あれ。のが1こ多い!」
親子で読むと、なかなか盛り上がる一冊ですよ。
スヌーピーの大好きって手をつないで歩くこと

- 作者: チャールズ・M・シュルツ,谷川俊太郎
- 出版社/メーカー: 主婦の友社
- 発売日: 2008/07/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 2人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (6件) を見る
そう、ピーナッツシリーズも、じつは谷川俊太郎が翻訳してきたのです。
ピーナッツシリーズは、基本4コマ漫画なのですが、この本は詩集のような絵本ですね。
シュルツ&谷川俊太郎の最強コンビの絵本、毎ページ良いんですよね。。。
大好きってふたりだけの歌があること
大好きっていちばん好きなマンガを貸しちゃうこと
大好きってしつこくしないこと
大好きってわざわざ手紙を書くこと
大好きっていろんな考えをおもしろがること
我が子もこの絵本、好きです。
誰にもせかされずに

- 作者: 谷川俊太郎,中島みゆき,ねじめ正一
- 出版社/メーカー: 角川春樹事務所
- 発売日: 1998/06/01
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 147回
- この商品を含むブログ (23件) を見る
これは詩集の中に入っている一つの詩です。
絵本ではないのですが、せっかくなので特別にご紹介します。
臓器提供の話を子供に説明するときに、この詩が使えます。
臓器提供は、誰かの命を救う行為です。
自分が死んだら、自分の臓器を他の人にプレゼントする行為です。
谷川俊太郎はこの詩で、自分が臓器提供をしない&臓器提供を受けないことを宣言しました。
いわゆる脳死の問題を詩にしたのです。
脳が死んでも、体は生きている。
そんな状態で臓器を提供したくない。
俺は誰にもせかされずに、心臓をゆっくり止めたいんだ。
誰にもせかされずに死にたいから、誰もせかさずに死ぬんだということを詩にしています。
正直、私は突き刺さりました。
この本を通じて、お子様と「死」を考える、良い機会になるのではないでしょうか。
こちらの記事もどうぞ↓
www.familyblog.jp
www.familyblog.jp
www.familyblog.jp
www.familyblog.jp
www.familyblog.jp
www.familyblog.jp
www.familyblog.jp
www.familyblog.jp