子育てストライキ

3人の子供たちとのドタバタ絵日記。「やりたいことをやらせる」をモットーに。やらせすぎてイライラするときは育児放棄。毎月キャンプに行きます。毎日レゴしてます。

1000冊以上の児童書を集めた我が家が絵本をおすすめしていく vol3 〜谷川俊太郎〜

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こんにちは。

我が家には、1000冊以上の児童書があります。

長男が生まれたくらいの頃から、コツコツ集め続け、毎月1万円は使ってきたでしょうか。

6年、7年と経つうちに、今ではすごい量の本棚になってしまいました。

せっかくなので、集めた中からおすすめの本を紹介していきたいと思います。

2週間に1回くらいのペースでおすすめしていきます。



はじめに

1000冊以上の中からどの本を紹介していくか、こちらもとてもわくわくしています。
初回はユダヤ人の絵本作家レオ・レオニの紹介をしました。
www.familyblog.jp

2回目は、レオ・レオニが才能を見出した「はらぺこあおむし」の作者、エリック・カールの紹介をしました。


今回は、レオ・レオニの作品の日本語翻訳を手がけてきた詩人、谷川俊太郎の紹介をしたいと思います。
レオ・レオニ系、3連発ですね。

谷川俊太郎について


谷川俊太郎のように言葉が使いこなせたら、って思ってる方は私だけではないと思います。
彼は音楽のように美しい韻で、私たちをうっとりさせてくれます。
誰にもない視点で、私たちをはっとさせてくれます。
抜群のユーモアで、私たちを笑わせてくれます。

この人、一体どういう育ち方したんでしょうね。
子を持つ1人の親として、純粋に知りたくなります。

我が家に谷川俊太郎の本がたくさんありますが、その中から厳選した本を紹介します。

おならうた


おならうた

おならうた


題名からして、子どもの心をぐっと掴みます。
毎ページ、リズムよく繰り出されるおならと、飯野和好さんの面白すぎるシュールな絵。
大人でも笑っちゃいます。

あるページでは、ケータイを持った小学生が転けて屁をこく。

私「ね、歩きスマホは危ないし、転けたらオナラ出るんだよ?恥ずかしー。」
子「パパー!俺もケータイ欲しー!」

…聞いちゃいねぇ。


言葉のリズムのテンポが良いので、子どもたちは読むと必ず真似します。

「いも(芋)くって ぶ」
ギャハハハー!!

子どもって、なんでおならが面白いんだろう。
いつの時代もそうですよね。
親子で笑い溢れる絵本です。


ことばあそびうた


ことばあそびうた (日本傑作絵本シリーズ)

ことばあそびうた (日本傑作絵本シリーズ)



まさに、ことばあそび!!
とにかく、韻がすごい。しつこいくらい韻ふみます。それが子どもに大ウケ。

いるかいるか いないかいるか
いないいないいるか いつならいるか

いるの?いないの?っていう面白さもあり。
また、しつこ過ぎるこの韻が、すっと頭に入っちゃうんですね。
長男は、遊びながら呟いてたことがあります笑。

読み聞かせしていると、普通に読み間違えちゃうんですが、それもまた子どもは面白いみたいですね。

このこのこのこ どこのここのこ

「あれ?今どこまで読んだっけ?」
「このこのこのこの…あれ。のが1こ多い!」
親子で読むと、なかなか盛り上がる一冊ですよ。


スヌーピーの大好きって手をつないで歩くこと


スヌーピーの大好きって手をつないで歩くこと

スヌーピーの大好きって手をつないで歩くこと

  • 作者: チャールズ・M・シュルツ,谷川俊太郎
  • 出版社/メーカー: 主婦の友社
  • 発売日: 2008/07/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
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そう、ピーナッツシリーズも、じつは谷川俊太郎が翻訳してきたのです。
ピーナッツシリーズは、基本4コマ漫画なのですが、この本は詩集のような絵本ですね。

シュルツ&谷川俊太郎の最強コンビの絵本、毎ページ良いんですよね。。。

大好きってふたりだけの歌があること
大好きっていちばん好きなマンガを貸しちゃうこと
大好きってしつこくしないこと
大好きってわざわざ手紙を書くこと
大好きっていろんな考えをおもしろがること

我が子もこの絵本、好きです。

誰にもせかされずに


谷川俊太郎詩集 (ハルキ文庫)

谷川俊太郎詩集 (ハルキ文庫)

これは詩集の中に入っている一つの詩です。
絵本ではないのですが、せっかくなので特別にご紹介します。

臓器提供の話を子供に説明するときに、この詩が使えます。
臓器提供は、誰かの命を救う行為です。
自分が死んだら、自分の臓器を他の人にプレゼントする行為です。

谷川俊太郎はこの詩で、自分が臓器提供をしない&臓器提供を受けないことを宣言しました。
いわゆる脳死の問題を詩にしたのです。

脳が死んでも、体は生きている。
そんな状態で臓器を提供したくない。
俺は誰にもせかされずに、心臓をゆっくり止めたいんだ。
誰にもせかされずに死にたいから、誰もせかさずに死ぬんだということを詩にしています。

正直、私は突き刺さりました。
この本を通じて、お子様と「死」を考える、良い機会になるのではないでしょうか。





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