こんにちは。
我が家には、1000冊以上の児童書があります。
長男が生まれたくらいの頃から、コツコツ集め続け、毎月1万円は使ってきたでしょうか。
6年、7年と経つうちに、今ではすごい量の本棚になってしまいました。
せっかくなので、集めた中からおすすめの本を紹介していきたいと思います。
2週間に1回くらいのペースでおすすめしていきます。
はじめに
1000冊の中からどの本を選ぶか、毎回楽しんでいます。
前回は竹下文子&鈴木まもるの絵本を取り上げました。
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今回は、いわむらかずおの絵本の紹介をしたいと思います。
いわむらかずおについて
ねずみの大家族の物語、「14ひきのシリーズ」でお馴染みの方です。
私が子どもの頃も、今も、ねずみの絵本=いわむらかずお、の方程式が当てはまります。
14ひきのシリーズ以外にも、ねずみが主人公の絵本が多いのは、ちいさな世界をクローズアップするような絵本を描きたかったからだとか。
いわむらさん、雑木林での暮らしがしたくて、東京から栃木県に引っ越し、超こだわって家を作ったそうです。
そこで、実生活と創作が一つになり、たくさんの作品が生み出されました。
念願だった雑木林での暮らしが実現したことの喜びや希望が、作品にも表現されています。
絵本の役割は、昔も今も、親子の結びつきだと言ういわむらさん。
肌のぬくもりを感じる距離で読んであげる。
親が子どものために、素敵だと思う絵本を選んであげる。
そんな至福の時間はあっという間に過ぎてしまうから、大切にしないと勿体ない!!
そんないわむらさんの作品から、我が子がよく読んだ2冊を紹介したいと思います。
14ひきのあさごはん

- 作者: いわむらかずお
- 出版社/メーカー: 童心社
- 発売日: 1983/07/10
- メディア: 単行本
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10匹のこねずみと、お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃんの14匹家族のお話。
文章は短く、見開きいっぱいに絵が描いてあります。
その絵自体にストーリーがいっぱい含まれてるので、文章短くてもなかなか次のページへ行けない。
我が子たちは、絵を見ながら自分でお話を作って楽しんだりもしてました。
順番に朝の支度をし、みんなで朝食の準備。
小さいこねずみたちにもきちんと役割があります。
自分でやれることをやる。
周りもそれを認めて、助け合ってる描写が、家族って素敵だなと思わせてくれます。
大自然の中で、大家族で生活するのもきっとすごく面白いだろうなー!と思えちゃう。(10人も産めませんが。)
最後にみんなで切り株のテーブルを囲み朝ごはんを食べるんですが、美味しそうで楽しそうで、大変そうで笑、そのシーンが大好きです。
家族って食卓を囲むっていいな、とあったかい気持ちになります。
ねずみのでんしゃ

- 作者: 山下明生,いわむらかずお
- 出版社/メーカー: ひさかたチャイルド
- 発売日: 1982/10/01
- メディア: 単行本
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ねずみの7つ子、ちゅうがっこう(ねずみの幼稚園)に行きたくない!と言うので、お母さんが知恵を絞ります。
入園前後の子どもにもってこいのお話かもしれません。
息子の幼稚園の年少組、トイレの時は電車になって、みんなで行きます。
トイレ行くよ!の声かけじゃ、嫌がって行かないってこと、家でもあるあるですよね。
電車出発するよ!と言うと、大多数が、電車乗りたい!乗り遅れないように急げ!って気持ちになるみたいです。
行き先がトイレでも。
みんなで繋がると、ワイワイして楽しいし、なんか嫌だなーって気持ちも気にならなくなるんでしょうね。
このお話も同じですね。
お母さんが運転手さん、7つ子はお客さん。
毛糸で線路を作ります。
子どもの気持ちに寄り添った、『ねずみのでんしゃ』なんですね。
途中、蛇に会っちゃうんですが、蛇の方がびっくりして逃げちゃうという…(8匹のご馳走を目の前にして逃げるなんて…)
なんやかんや楽しく、無事にちゅうがっこうへたどり着くというお話。
7つ子の表情も細やかに描かれていて、子どもはもちろんのこと、読んでる私も何度読んでも楽しめた絵本です。
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